日経景気討論会

 昨日6月30日に日経新聞主催の景気討論会に参加しました。去年に引き続いて2回目の参加となります。

 4名の講師に司会が1名の構成です。主題は景気の話なのですが、世界経済の懸念、今後の見通しや日本の進むべき道などを、いろいろな立場を持った講師たちが議論を深めていきました。
データでは景気はやや上向きのようですが、足元ではリセッション(不景気)へ向かっているのでは、と言うマインドが広がっているのではないでしょうか。

 講師の一人家電量販店ノジマの野島社長は政治・経済一体となって、前向きに明るく行動していこう、と熱く訴え、聴衆から拍手を受けていました。今後のキーワードとして「人財投資」を挙げ、従業員のエンゲージメントを高め長く在籍してもらうことが会社のプラスになる、とも。私が選ぶ今討論会のMVPです。
感銘を受けたこともあり、用事のためノジマのとある店舗を訪問し社員の方と話しました。やはり従業員を大事にしている、とのこと。M&Aが活発(VAIOなどを買収)なこともあり、「株価も上がってますので、ぜひご検討を」と家電ではなく株式をセールスされました笑

 もう一人印象に残った講師は日本経済研究センターの岩田理事長です。去年に引き続き参加されており、スマートな分析を切れ味鋭く語られます(ややネガティブですが)。日銀が目標としている「消費者物価の前年比2%」をすでに下回っているにも関わらず、なぜ利上げをする発想になるのか、とも。もう少し深い議論を聞いてみたいです。
今後もキーワードは「AI革命」。これを進めればGDP世界4位の座を守れるようです。

 本当に勉強になるので、来年も参加したいですね。


 

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